道風徳香 一切に薫じ

「道風徳香薫一切」

美しい香りを焚くと、そばにいる人は意識しなくても自然とその香りを身にまといます。同じように、仏さまに近づいていくと、知らぬ間に仏さまの心が少しずつ育っていきます。

そもそも人生に「良い縁」「悪い縁」という区別はありません。その人にふさわしい縁を、自分の心が引き寄せているだけです。花が蝶を呼び、闇がコウモリを呼ぶように、すべてはその人の「こころ」が招いた縁なのです。

「道風徳香」とは、仏さまの道をまっすぐに歩む人には、自然と仏さまのような徳の香りが漂いはじめるということです。その香りに導かれて家族には笑顔が生まれ、人が集まり、どんな縁も変化の力によって必ず開かれていきます。

 「無量義経徳行品第一」